勉強とは何か知っていますか?
- 問題を解くこと?
- ワークを終わらせる事?
- 学校や授業を聞くこと?
どれも間違えています。
みなさん勉強というのを勘違いしているようです。
どれもただの作業です。
実際に私も学習塾を経営しており、いろんな生徒を見てきました。
その時に勉強というのをしっかり理解できず、
ただ時間を過ごすだけでの勉強をしている生徒を何人も見てきました。
「作業になっている勉強は勉強ではない!」
今回はこの内容でお送りします。
問題を解くことが勉強だと思っている人は多い
問題を解くことは勉強ではない
学校や塾で問題を解く時間があると思います。
それは勉強ではないのです。
時間を気にして問題を解き、時間が来たら先生の丸打ちが入り、丸がうたれる。
果たしてこんなことは勉強なのでしょうか?
私は違うと思います。
ワークを終わらせるのは勉強ではない
ワークをただやるだけは時間をつぶすだけです。
定期テストや夏休みや冬休みが近づくと学校からワークの宿題が出ると思います。
勉強が嫌いな人の多くは
夏休みの終盤で慌ててやり終わらせたり、時間が足りなくなって答えを写すということもあるでしょう。
これも勉強ではないです。
授業を聞くことも勉強ではない
授業を聞くだけで理解が出来、問題も間違えず解ける人はごくわずかです。
多くの人は授業を聞くだけでは、理解はできません。
だから問題を解くときに間違えたりするのです。
後でも言いますが、授業を聞くことはインプットの作業です。
インプットしただけでは、理解が浅く自分の力にできません。インプットしたものをアウトプットするまでが勉強なのです。
多くの人がやっているのは勉強ではなく「作業」
問題を解くことは確認作業
問題を解くことは「出来る」「出来ない」を確認する作業です。
問題を解き、「出来る」「出来ない」を理解するだけでは勉強をしたとはいえません。
それはただの確認作業です。
小学生の低学年なら勉強の習慣付けという事でこれでいいかもしれませんが、中学生や高校生がここで止まっていてはいけません。
実際に勉強が出来ない人はここであきらめてしまう人が多いです。
問題を解き、自分の理解度が確認出来たら、そこから勉強の始まりです。
授業を聞くことはインプットの作業
授業を聞くことはインプットをしているだけです。
勉強にはインプットとアウトプットが必ず必要となってきます。インプットするだけでは問題は解けません。
アウトプットをすることで本当の力になります。
良い先生は生徒に考える時間を与えながら授業を進めていきます。
しかし、悪い先生は自分の知識だけを生徒に押し付け、考える暇も与えず、淡々と授業をしています。
前者は生徒に考えさせるので理解はしやすいのですが、
後者は考える時間が無いので、理解する時間が無くわかりにくい授業になっているのです。
問題を解くのは出来る出来ないを把握するため
皆さんが勘違いしている「問題を解くことが勉強」というのは「出来る」「出来ない」を把握するための作業の時間です。
多くの人はこの作業が勉強と思っているので、ここで勉強をするのを終えてしまいます。
しかし、本当の勉強はここではありません。
勉強にはこのように「出来る」「出来ない」を把握する作業となる時間は必要ですが、
この先もっと力を付けたいのであれば、その先をしっかりするべきです。
勉強とは、しっかりと「解きなおし」をすること
本当に間違えないで解けるのか。
1回で解けた問題は本当に間違えないで解けますか?
1回解いて終わり。という人を何人も見てきました。
そのような人はテスト本番で間違えて「わかってたのに~」と後で後悔していました。
1回解いて終わり。ではなく、
2回3回解くようにしましょう。
本当に理解しているのか。
本当にその問題を理解していますか?
自分で理解してるだろうと思っていても意外に理解していないことは多いです。
理解をしているかどうかは人に話してみたり、教えてみたりしたら確認できます。
「なぜこの答えになるのか?」
「どうやったら解けるのか?」
「解くコツは何なのか?」
この3つを人に話すことが出来れば自分で理解していることになり、
解きなおしをしたときに正解までたどり着くことが出来るでしょう。
出来ない問題は調べたり聞いたりしたか。
出来ない問題は教科書で調べたり、学校や塾の先生に聞いたりして解決しましたか?
出来ない問題をそのままにしておくのはいけません。
わからない問題があったときは、自分で調べて解決したり、勉強のプロである学校の先生や塾の先生に質問をして、どのようにしたら解けるのか。を教えてもらいましょう。
出来ない問題を解けるようにしたか。
出来なかった問題を解決した後、自分の力だけで解けるようにしましたか?
先ほども伝えた通り勉強は話を聞くだけでは効果はありません。話を聞いた後には必ず解きなおしてみましょう。
「話を聞き、解き方がわかり、実践する。」
必ず実践までするようにしてください。
解いてみないと理解しているかどうかはわかりません。
まとめ
勉強は、問題を解くだけ。授業を聞くこと。と思っている人が多いですが、そうではありません。
- 解ける問題は解きなおして必ず間違えないようにする。
- 解けない問題は必ず解決し、解きなおすことで理解していく。
このことが勉強だと思います。
勉強をしても効果が出ない人は一度実践してみてはどうでしょうか?
この勉強法が参考になったら…
