ダイアログ学習法

以前に日本テレビ系情報番組『スッキリ』で放送されていた「ジャガー横田さんの息子・木下大維志くんの中学受験に密着 第2弾」を覚えていますか?

その中で「ダイアログ学習法」というものが紹介されていました。

これはいったいどんな勉強法なのでしょうか?どんな効果があるのでしょうか?まとめましたのでご覧ください。

ダイアログ学習法とは?トライ式学習法

ダイアログ学習法とは『家庭教師のトライが実践している学習法』です。

このダイアログ学習法とは、実際に勉強した内容を“先生役”になって誰かに教えることで知識を定着させる勉強法です。

誰かに教えるという事はしっかりと理解が出来ていないと出来ないことです。
「誰かに教えるためにしっかりと知識を入れる。その後、教えることで知識を定着させる。」これを徹底すれば苦手な教科も覚えることが出来そうです。

ジャガー横田さんの息子(大維志)も実践!?

ダイアログ学習法はジャガー横田さんの息子“大維志”くんも実践しました。

スッキリでも放送されていましたが、ジャガー横田さんの息子である大維志くんが勉強で取り入れて成績が上がった勉強法です。

机に向かうだけではなかなか頭に入らなかった内容も実際に人に教えることですんなりと頭に入ったようです。

「この問題の答えはこれ!」という覚え方では問題数も多くなかなか覚えることが出来ません。
しかし何かを人に教える時は、この答えになる根拠が無ければなりません。それを理解し深く学ぶことで確かな知識となっていくのです。

ダイアログ学習法の効果は?

分かったつもりを無くす!

ダイアログ学習法では「分かったつもり」を格段に減らすことが出来ます。

人に説明するときはしっかりとその内容を理解していなければなりません。中途半端な知識では人に説明できず、所々で詰まってしまい説明が出来なくなってしまいます。

完璧に理解し、十分に分かったうえで説明をすることになるので「分かったつもり」を減らすことが出来るのです。

しかも、説明をするという事は話全体が一連の流れに沿ってなければならないので、一つひとつの内容を繋げることにも意識して行かなければなりません。
ここまで出来れば、そこの内容は十分理解できているという事になるでしょう!

説明するための知識を身に付ける!

急には説明できません。そのためにしっかりと知識を身に付けておく必要があります。

学んだ内容をすぐに説明しろなんて誰だって無理です。人に説明することを想定して勉強をしていかなければなりません。

ただ単に覚えていく覚えていく事と、人に説明するための覚え方は少し違います。後者の方が深くそして細かく覚えていかなければなりません。
それが正しい知識となるのです。

インプットの質を上げることで学びの質が大きく変わってきます。

得た知識を説明することでより深く定着させる!

最後は人に教えることで自分は本当に正しく理解できているのかを確かめます。

これは頭に入れた知識を外に出すアウトプットの作業です。アウトプットすることで得た知識を「使える」知識に変えていくのです。

知識は深く定着させればさせるほど応用がききます。
得た知識を言葉にし、表に出すことで深く定着させ、本当に使うことが出来るようにしていく事は大切です。

知識の定着はアウトプットの量に比例する

インプットではなくアウトプット

インプットよりもアウトプットの時間を増やすと効果が絶大。

記憶というのはインプット(情報を頭に入れる)をするよりもアウトプット(口に出す)をする方が効果が高いと言われています。

インプットをすることは「悪だ!」ということではなく、インプットをすることも必要です。
アウトプットはインプットをする上で必要不可欠なことです。

アウトプットをする前提でインプットをすると何も意識しないよりかははるかに頭に入ってくるようになります。

アウトプットを日ごろから意識しておく

アウトプットはインプットよりも効果的です。

ここまで読んでもらうとわかるように、人の前で覚えた内容を話す「ダイアログ学習法」はアウトプットをさせる学習法です。

今覚えていることは人に説明できるか?

これを意識してインプットをすると頭にスッと入ってくるようになり、理解をするのが早くなります
人に説明できるまで理解する。これは何かを覚えるためには常に意識しておかなければなりません。

インプットの時間よりもアウトプットの時間を増やす

理解するにはインプットよりもアウトプットの時間を増やすこと!

勉強する時はだれしも机に向かって勉強をするのをイメージしがちですが、勉強のやり方はそれだけではありません。

机に向かい覚えた知識を誰かに発表する、披露する時間を設けてみてはどうでしょう?

いつもと違って勉強をすることで気分転換にもなります。しかも人に教えることで覚えたことも確認できるなんて一石二鳥にもなります。

ダイアログ学習法はこんな一面もある学習法なのです。

人に教える機会を作るとどんどん知識が増えていく

人に教える機会を持ったことはありますか?

中高生の時期は先生に授業をしてもらう機会が多く、自分が先生に回ったことが無い人が多いと思います。

一度でもいいので、頭に入れた知識を人に説明してみましょう。そうしてみると覚えていたはずの内容が上手く説明できなかったり、答えまでうまく導くことが出来なかったりします。

そうなってくると覚えたはずの内容のどこかに「穴」があるのです。これにより点数を落としてしまうのです。
そうならないためにも日ごろから人に説明できるかどうかをイメージしながら覚えていく事が大事なのです。

まとめ

  • ダイアログ学習法は受験のエキスパートが実践している学習法。
  • 人はインプットをするよりも、アウトプットをすることで知識を定着できる。
  • インプットよりもアウトプットを意識する。

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この勉強法を紹介した人

元中学校教員/現在塾経営者/類人猿診断を元に「類人猿指導法」を確立。「教えず」生徒の成績を上げる事が目標。リンクのサイトは1から作り直そうかと思っている(類人猿指導法サイトへと)。サイト運営やSEO対策は独学です。