理科&社会の教科書は「先生になってみた!」で

理科や社会は他の科目に比べて、勉強法がわかりにくい科目だといわれます。
実際、テスト前の勉強でも、試験範囲の教科書をただ読んで、それで何となくわかったような気になって問題集を解くというだけになっている人が多いのではないでしょうか。
今回は「教科書の内容がしっかり理解できているのか」を確認する方法として、先生になってみるという勉強法を紹介したいと思います。

説明できる=理解している 

昔から、良い勉強法として「人に教えてみる」というのが言われます。これは「人に説明するためには、自分でしっかり理解しなければいけないから」ということから来ていますが、逆もまた成り立ちます。つまり、「自分でしっかり理解しなければ、人に説明できない」ということです。
だから、自分が教科書の内容をしっかり理解しているかどうかを確かめるには、人に説明してみればいいのです。

実際のやり方 

STEP
単元全体を説明

まずは教科書の単元について、目の前に生徒がいるものとして「教科書を見ながらで良いので」説明してみてください。(うまくいったら、2回目は教科書無しで)

STEP
重要語句を説明

そして、そのあとで、教科書に太文字で書かれている語句(重要語句)についても、同じように説明してみてください。

STEP
再チャレンジ

そして説明の途中で止まったところ、迷ったところがあったら、教科書や資料集、そしてインターネット等で調べて、最初から再チャレンジする。

ただこれだけです。

これにより、ただ教科書を見ているだけとは違って、見て・話して・聞いて・考えるということをしているので、より多くの感覚を使っていて、しかも自分の理解にあったストーリーになっているので記憶に残りやすくなります。
 
そしてテスト前には、問題集の問題で、同じように先生をやってみてください。特に効果的なのは4択問題。正解の選択肢だけでなく、間違いの選択肢について、どこが間違えているのかを説明できるようになったら、その範囲は完璧です。

困ったら物まね

とはいっても、いきなり先生役になって話すというのは、難しいものです。そんな時には、学校や塾の先生の物まねから入るのがおすすめです。実際の授業を思い出して、それを真似するように始めると、スムーズに話せるかと思います。

「真似をする先生がいない?」そんな時は、YouTubeでTryIT 理科で検索していただければ…。私の動画が…いっぱいでてきますので…ぜひ。

そういうわけで、今回は、理科・社会の教科書についてご紹介しましたが、学んだことについて
「自分の言葉で語れるか」というのは、科目・単元を問わず、勉強法としても、学んだことの確認法としても効率的ですので、ぜひ活用してもらえればと思います。


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この勉強法を紹介した人

SRP教育研究所所長。「学びエイド」鉄人講師、家庭教師のトライTry IT中学理科。教育図鑑相談役。小学館「観てわかる中学理科」映像担当。「頭脳王」「東大王」(特番)監修 、「KIDSdo」問題原案、マイナビ中学受験執筆者、自然科学教育&中学受験・高校受験理科&算数。
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